エアコンの修理するためには、見積りをしなければいけません。エアコンの見積りをするためには、漏れているのか、詰まっているのか、冷えが悪いのかと色々考えなければいけません。

 漏れている場合は、たいていエアコンが動きませんので、そのままでは完全には、分かりません。まずはコンプレッサーを動くようにしてからの作業になります。

 まずはガスが少ないので詰めますので、既に工賃と部品代(ガス代)が発生します。ガス漏れ検知器とか、ガスが漏れると蛍光色に光る蛍光剤を配管に入れて、ガス漏れが分かるようにします。

 バンバン漏れている場合は、たいていガスとともにオイルも漏れています。オイルに汚れが付いていますので、目視で分かって楽なんですけど…。

 良くある質問、ガスを入れてください。

 え〜っと、ガスって補充するものではありません。漏れているから減って、補充しなければいけないのです。ガスが減っている段階で、修理が必要なんです。例えば1本補充するとします、1本分が1年でなくなるのか、1カ月でなくなるのか、1週間でなくなるのか。1年が半年、半年が3カ月、3カ月が1カ月、1カ月が1週間と、漏れがひどくなるだけで、自然に直ることはありません…。

 エアコンの修理は、やってみなければ分からない、ある意味やっかいな修理の1つです。

 以前修理したケース。減っている分を補充して、ガス漏れが目視できるように、特殊な液体を注入して、漏れている場所を探します。冷えが悪い場合は、他にも原因を探すので、見積りまで時間が掛かる場合があります。このときも、漏れている場所が、あまりにも少量のため、半日ぐらいでは、判明しません。もしかしたら1カ月後でないと分からないかもしれません。

 矢印の液体を注入して、特殊なライト当てて、漏れている場所探します。

 ガスを補充しても、冷え自体が悪い…。室内のユニットも汚れているのでしょう…。多分間違いなく高額修理でしょう…。

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