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お客さんのクルマに付いているロールバーを見て「なんだかなぁ」と思うこともよくあります。 ロールバーを付ける場合は、ギリギリの室内にギリギリで取り付けしましょう!! 後5ミリは、追い込んで付けれますよ(笑)。3次元で考えないと、本当のロールバーの取り付けとは言えません。 当店で装着する場合は、何度も色んな部品付けたり外したりしながら調整して追い込みます。乗っけて仮組みして穴明けて組むのは、誰でもできます。しかし、フロアパネルは平らではないです。凸凹してますので、ボルト締めて、裏の当て板叩いて締めて、叩いて締めて。何度も密着するようにガッチリと締めます。凸凹があるフロアに平らなロールバーのプレート付けてもまったく密着してないということです。当たり前の作業だけど、だれもしてないと思います。 01とか28は表のプレートが波打つ位に変形してますよね。裏側の当て板は、凸凹を逃げる形になってますよね。でもまぁ、間に逃がす為の素材が挟んであるので、微妙ですが(笑) 下からだけ叩くと上にロールバーが上がりますので、時には上からも叩いて傾きも調整します。それでもボルトは、鉄板は緩みますし(馴染みます)ボルトは緩みますので、たまには増し締めしましょう。 耐久号も、毎回増し締めしてました、毎回緩みましたよ!! 耐久レースの事前のチェック項目にもロールバーの増し締めって、項目を作る位でしたから(笑) ロールバーに付いてくるボルト類は、工業用のボルト類が使われてます。なぜか? 適当なボルト使うと、ボルトの強度がなくて折れます。適切なボルト使いましょう。 ロールバーの取り付けは難しくて、奥が深いでしょ…。工賃が普通に発生する理由はそんなところなんですよ。どこで取り付けても同じように見えて、まったく違います。付くように付けるのではなく、付けたいように頑張って付けるのが、本来のロールバーです。 ロールバーも締めたら、剛性感が変わりそうだね…。しない方が今の状態が良いのかもしれない気が!! |