レストア車両、エンジンルームの錆はほとんどないハズでしたが、何となく気になる小さなポツポツとした感じの塗装。

 もしかしてと思って削って見たら、やっぱり錆がぁ!! アチコチ削ってみたら、まぁ、大部分で…。黒いポツポツは錆を削った状態です。削れるところまで削ります。

 何とな〜く、リヤ周りと同じく、ほとんど削ることになる気がいたします(笑)。


 今回見たいな鉄板の下地まで出した場合用の防錆処理のサフとか、バンパーなどの変形する柔軟性を持ったサフとか、通常のサフも、塗装の隠ぺい牲を重視した、カラーサフとか色々と種類があります。

 2日間かけてフロント周りの錆を削って、スポット・サンドブラストで落とします。

 最初の予定では、フロント周りは塗装で行く予定でしたが、現状の錆の発生具合を考えて、エンジンルームから見えない部分は、リヤとフロアと同じくチッピングコートの厚塗りで仕上げます。ショーカーや、飾る車両ですと、防錆処理して美しく塗装して仕上げるのが良いんですけど(笑)。冬や雨でも、ガンガン乗る車両ですので、錆ないように空気と水分を遮断する方が良いと思います。

 フロント下回りとエンジンルームまで防錆のサフ入れ完了!!

 この後に、メーカーさんが入れ忘れた部分とか、手元が狂って、塗りそこなった部分にコーキング入れました。

 明日は足付けの作業して、ブリティッシュレーシンググリーンに塗ります。その後エンジンルームから見えない部分をチッピングコートします。下回りはただのまっ黒に仕上がりますが…。


 その後は室内とトランクにもサフ入れて、ボディと同色に塗ります。

 その後に、やっと外装の塗装に移ります。ドアもフエンダーも、ステーも全部バラバラで塗り込みますので、塗料は大量に作ります。

 今回は赤から緑の変更ですので、色が透けて緑を直接塗っても色が出ません。赤の上から緑を塗ると、ほとんど黒見たいな緑になりますので、すべててサフで下処理して緑の色が発色しやすいようにいたします。

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